諸々の感想– category –
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パーフェクト・デイズを見て
人に勧められて、アマゾンプライムで見た。 もともとヴィム・ヴェンダース監督作品が好きで、つねに新作を追ってきたはずなのに、今回はカンヌ国際映画祭で賞を取って... -
空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン展を見て
自分には絵心がない。絵心ない芸人としてアメトークに出られるほどに。 小学生の頃、絵画教室に通っていた(無理矢理通わされていた)ことがある。 その教室では、ク... -
ストレスの90%は人間関係
暑いです、本当に。 小学生の頃は、30°を少し超えるだけで、真夏日と言われていたのに、今日の天気予報を見ると38°。もし、小学生の自分がタイムスリップしたら、きっと... -
帰ってきたヒトラーを観て
梅雨のせいで、家にいる機会が多く最近よく映画を観る。 映画って、観るときはまるで禁断症状でも起きたかのように連続的に観てしまうが、観ない時は徹底的に観なくなる... -
ゴジラ1.0を観て
ゴジラというと、どうしてももう少し上の世代のもののような気がして、小さい頃に色々観たけれど、内容のほとんどを忘れている。 ただし、メカゴジラとの闘いは例外で、... -
坂本龍一著「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を読み終えて。
まず凄いなと思ったのは、教授という人は、癌を患っていたと思えないほど、亡くなる直前まで、常人でも抱えきれないほどの、いくつかの大きなイベントや、音楽活動をこ... -
映画「君たちはどう生きるのか」を観て
この質問、答えるのはたいへん難しいですね。私もそこそこ長く生きてきましたが、この歳になってもさっぱりわかりません。 迷いに迷って、日々おののきながら生きてきま... -
最高にして最低な傑作 街とその不確かな壁を読んで
読み終えて、一ヶ月ほどたちました。 すぐに、感想を書こうと思いましたが、なかなか筆が進みませんでした。真剣に書こうと思えば思うほど、手が止まり考え込んでしまう... -
体感が先に来る文章 吉本ばななさんの最近の記事より
とても読みたいけれど、有料だから全部は読めていない人のNoteってあると思いますが、その筆頭の方が私にとっては、吉本ばななさんです。 吉本ばななさんの、小説はだい... -
音だけを残して 坂本龍一「12」を聴く
前作「async」から、6年ぶりの新譜であるこのアルバム。ずっと楽しみにしていました。大ファンであるだけでなく、小説を書くときは、必ず坂本龍一さんの音楽をノンスト...