考えたこと– category –
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あてが外れた年金と文学賞
とうに死語である三文文士とうそぶいてみても、しょせんは売れない一介のクリエーター。 専業で食べては行かれてないし、作家として定期的な収入があるわけでもない。 ... -
しかし、大江健三郎全小説集は字が小さい
読もう読もうと思って、ずっと前から積ん読してはあった大江健三郎全集の一巻をようやく読み始めた。 前にも書いたが、自分は好きな作家の全集を、紙の本で頭から読んで... -
政治と文学
同じ言葉で成り立つ世界だが、政治と文学は真逆のものだと言われている。 「政治」を簡単に言ってしまうと、「目に見える儲け(価値)の差配」。「文学」を簡単に言って... -
作家は職業なのか人種なのか
梅雨入りした。やはり、雨より晴れの方が良いかな。 ただし、一年のこのとき雨が降らないと水不足になる。自然の仕組みとは上手くできたもの。 ところで、どんな商売で... -
遙かなるマウイ島
マウイ島が好きだ。それもとても深く。ちょっと前まで、どこそこ?と言われていたが、あの例の大火事で有名になったハワイの中にある一つの島である。 ハワイと聞くと、... -
ぎりぎりの言葉
最近とても頭に残った言葉の一つとして、 「死なないためのルーティン」というのがあります。それは、少し前にある不祥事を起こした俳優さんが、何かのインタビューの中... -
雨上がりの空を見ながら
休日の雨ってわりにいいですね。 朝、カーテンを開けると、外は完全に雨。とたんに今日は、あそこに遊びに行こうとか、行きたいとかいう思いが消えて、せっかくの休日な... -
大河ドラマが帰ってきた
とある事情から、Netflixが急に嫌になって、U-NEXTにサブスクチャンネルの契約を変えた。 しばらくして、追加の金額を払えば、NHKオンデマンドも視聴できるこ... -
文学に賭けるって、なかなか言えない
覚悟って意外にできない。そう簡単なものじゃない。 「覚悟を決める」、「これに殉じる」、「結果に従う」言うなれば、自分が決めたことに責任を持つってことだけど。 ... -
やさしい詩が書けたなら
文章には正解がない。散文だと、よけいにそうかもしれない。 これまで何回も読み返している、萩原朔太郎の「詩と原理」によると、詩は音楽に似て主観的なもの、散文(小...