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字が汚い

晴れ
秋 秋 秋って感じ。

久しぶりに、人から字が汚いと言われた。
「読めるように書きなさい」、「そんなんで仕事大丈夫?」、「今からでも習字教室に通いなさい」、「そのままだと絶対、苦労するわ」等々。まさに人間失格状態。
その人というのは、実は母親なのだが、スマホも、パソコンも持っていないので、何か文字で伝えたいことがあると、どうしてもメモ書きになる。

小さい頃から、こう言われ続けていて、字を見せると怒られるのがわかっているので、母親にメモを渡すとき(めったに起きないように心がけている)があれば、自分としては割に真剣に書く。超気合いを入れて書く。だけど、やっぱり気に入らないのか、必ず以上の感じでダメ出しされる。いい年になってもへこむ。

言われてみると確かに汚い。この前ふと、自分の高校生の頃の手書きの文章を見る機会があったのだが、驚いたことにその時よりかなり下手になっている。つまり劣化している。

いったい、どうしてしまったのだろう。
自分になりに分析してみたが、回答は出ず。確か、数年前に本屋で売っていた、ボールペン習字の練習帳みたいなのを一生懸命やった気がするが、そのせいか。

つまり、すばらしいフォームで打っていた高校球児が、プロ入りして一流のコーチから指導を受けたら、ファームを崩してしまったということなのかも知れない(違うかも)。

改めて、ドラフト一位でプロに入って伸び悩んだ選手の気持ちが、何となくわかる。1度崩されたフォーム(自分の場合字の書き方)は、中々元に戻らない。

と、いって今さらどうすることのできないが・・・。まあ、ブラインドタッチと、フリック入力は鬼のように打てるから、それで良しとしよう。

われ残し 今年も旅立つ 渡り鳥

仲村比呂
小説家
主に小さい子から読める物語を作っています。文学は最強です。

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