MENU

9月24日(日記)俳句を忘れて

最近、へぼ俳句(自由律俳句を含む)をめっきり作っていない。
というか、作れていない。

やはり、気分がハイテンション過ぎても、ローテション過ぎても、俳句をひねるって難しくなるかもしれない。
自分としては、心は平穏だけど、どどこかセンチで、感傷的な気分。そんなとき、外界の景色や、心象風景にふと心が動いたとき、俳句を作ろうかなというか、作りたくなる。

だから、ずっと部屋や宿などに籠もっていたり、一つのことに悩んでいると、俳句って出てこない。松尾芭蕉や与謝蕪村が旅をし続けたのは、きっと外界に動きがないと、俳句を作る心も動かないからかもしれない。

しかし、俳句を作るために旅行するのも面倒くさいし、そこまで根っからの俳人でもない。

結局、何となく俳句でも作りたくなったら、エアコンががっしり効いた部屋の窓から見える景色を、ぼんやり眺めて、浮き上がってくる言葉を捕まえるぐらいしかできない。すると、見事にどこか間抜けた俳句の出来上がり・・・。

秋風に 吹かれたくとも 秋遠し

センチな気分になりがちな季節の到来。旅でも出て、少し俳句(自由律俳句)に力を入れるてみようかな。

仲村比呂
小説家
主に小さい子から読める物語を作っています。文学は最強です。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次