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1月4日(日記)NHK BSが面白い

晴れ 時々小雨

このところ、ずっとテレビを離れて、YouTubeとかNetflixばかり見ていたが、さすがに見飽きて、ふとテレビの番組の方を見た。しかし、民放はCMばかりだし、うるさいし、興味がある番組が少ない。

そこで、仕方なくNHK BSに変えた。たまたま、保護犬や保護猫を引き取る家族のドキュメンタリーをやっていた。しばらく、何となく見ていたが、それがとても面白かった。YouTubeのチャンネルにも、保護犬や保護猫を引き取る動画はあるが、だんだん飼い主になれていくといった、あくまで感情面をなぞったものがほとんどである。

このNHKの番組の方は、動物の仕草や反応に対して、専門家のナレーションが入ってうまく説明してくれた。例えば、リールを引っ張るのは、こういうのが原因で、どうしたらいいのかと。

そこが、ただ写すだけのYouTubeの動画との決定的な違いだった。視聴者の興味、疑問にちゃんと応える作りになっている。
少し前まで、テレビは完全にオワコンで、YouTubeがテレビを超えるとも言われていたが、改めてテレビ(NHK)の底力に驚いた。

番組表を見ると、面白そうな番組がたくさんある。美術、歴史、音楽、海外のニュースもある。そして、再びYouTubeを見たら、つい一週間前まで、「やっぱりお正月はYouTube三昧だな」と思いこんでいた自分が信じられなくなった。

これは、勝手な推測だが、テレビ制作側も、YouTubeの隆盛を意識して、何が受けているのか研究して、いいところを取り入れ、地道にブラッシュアップさせてきたのだろう。

もちろん、このままYouTubeは滅びるとは思わないが、お金と人と時間をかけたコンテンツというのは、やはりひと味もふた味も違うなという気がする。

作品の出来がいい、悪いは別として、やはりその三つを豊富に注ぎ込んだものというのは、NHKの番組に限らず見る価値がある。

○○党などからの批判もあるが、これからは、少しYouTubeを控えて、NHK BSを見ようと、ごろ寝正月を送りながら思ったのでした(別に、NHKの関係者ではありません)。

返信の 年賀状書いて 日が暮れる

仲村比呂
小説家
主に小さい子から読める物語を作っています。文学は最強です。

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