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12月21日(日記)クリスマスソング

晴れのち雨 冬の雨はどこか寂しい

そう言えば、街に流れているクリスマスソングって、この何十年間変わってないなあ、と思っているのは自分だけだろうか。

山下達郎の「クリスマスイブ」、マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」、ワムの「ラストクリスマス」、ジョンレノンの、「ハッピークリスマス」、レミオロメンの「粉雪」等々、何となく顔ぶれは一緒のような気がする。

それらは、日本がまだ景気が良かった頃に流行った歌だ。当時、クリスマスは一大イベントで、ライトアップされた電飾(神戸ルミナリエなど)というイベントもあちこちであって、風物詩にもなっていた。

時が流れて、新型コロナが流行り、繁華街での自粛が始まり、新しい歌を聴かれることも少なくなった。

そして、再び数年を経て繁華街に活況が戻りつつある時、定番の音楽が再び流れ出した。しかし、それはわずか数年前に聴いていた、かつてのクリスマスソングとどこか違って聞こえる。

かつての世界には絶対に戻れない。だからこそ、かつての世界の音楽を聴きたくなる。

街に新しいクリスマスソングが鳴り響くとき、ウイズコロナとして、一歩前に進めた時かもしれない。 

冬の夕 喪中はがきと アマゾンと 

仲村比呂
小説家
主に小さい子から読める物語を作っています。文学は最強です。

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