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12月9日(日記)英語翻訳して世界を目指そう

晴れ

午前中、二日酔いを覚ますべく、近所の公園を散歩。

さらに、「救世主になりたくて」の英訳作業と、電子書籍化する次作の校正。
ともに苦手な作業なので、すぐにさぼる。

英語って、ずっと読んでいると、いきなり頭がフリーズして、もうこれ以上、アルファベットは結構、もう読ませんという状態になってしまう。小説でも何でもいいが、英語の本をずっと読んでられる人は素直にすごいと思う。

藪から棒に、大変お節介な話かもしれないけれど、電子書籍の出版(特に文学)をやっている人は、ぜひ、英訳ソフトでも、ココナラで外部依頼してもいいから、ぜひ英訳にチャレンジして欲しいと思う。

以前、坂本龍一さんと、天童荒太さんの対談本の中でも、

それにしても、日本の作家はなんで英語で書かないんだろう。(中略)やればできると思う。世界を見渡したら、母国語以外の言葉で書いている作家はいっぱいいるんだから。(中略)べつにうまい英語じゃなくてもいいじゃない。日本語だけで書いていたら、世界に届かないんだから。

「少年とアフリカ」文藝春秋社
と、おっしゃってる。

本当だと思う。将来、人口が半分になるかもしれないこの国で、いくら創作しても読み手の数の限界がある。かつて、韓国のエンターテイメントやプロゴルファーが世界を目指した(なかば仕方なく)ように、日本の作家は、世界に向かうべきなのだ(すぐさぼりたくなる自分への鼓舞)。

しかし、英語は難しい。

枯れ野見て 旅心うずく 冬の午後 

仲村比呂
小説家
主に小さい子から読める物語を作っています。文学は最強です。

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