晴れ
午前中、二日酔いを覚ますべく、近所の公園を散歩。
さらに、「救世主になりたくて」の英訳作業と、電子書籍化する次作の校正。
ともに苦手な作業なので、すぐにさぼる。
英語って、ずっと読んでいると、いきなり頭がフリーズして、もうこれ以上、アルファベットは結構、もう読ませんという状態になってしまう。小説でも何でもいいが、英語の本をずっと読んでられる人は素直にすごいと思う。
藪から棒に、大変お節介な話かもしれないけれど、電子書籍の出版(特に文学)をやっている人は、ぜひ、英訳ソフトでも、ココナラで外部依頼してもいいから、ぜひ英訳にチャレンジして欲しいと思う。
以前、坂本龍一さんと、天童荒太さんの対談本の中でも、
それにしても、日本の作家はなんで英語で書かないんだろう。(中略)やればできると思う。世界を見渡したら、母国語以外の言葉で書いている作家はいっぱいいるんだから。(中略)べつにうまい英語じゃなくてもいいじゃない。日本語だけで書いていたら、世界に届かないんだから。
「少年とアフリカ」文藝春秋社
と、おっしゃってる。
本当だと思う。将来、人口が半分になるかもしれないこの国で、いくら創作しても読み手の数の限界がある。かつて、韓国のエンターテイメントやプロゴルファーが世界を目指した(なかば仕方なく)ように、日本の作家は、世界に向かうべきなのだ(すぐさぼりたくなる自分への鼓舞)。
しかし、英語は難しい。
枯れ野見て 旅心うずく 冬の午後